小林牧牛の世界

              

風神・雷神

人の心は無限にて、その心内に遊ぶは自在です。

いつまでも、いつまでも童心の心を持ち続けたいものです。

夕立


ある夏、やにわに降り出した土砂降りの雨の中、子供たちがクモの子を散らすように走り去る。

大雨は、不思議にも風神・雷神が立ち去ったその夕方、きまってはたと止む。

都人は、いつしかこのにわか雨のことを、;夕立'と呼ぶようになったとさ。
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